通知
通知は、システムでアラートがトリガされたときに、Aruba Instant On を管理しているモバイルデバイスに送信されるプッシュメッセージです。管理者は、通知のメカニズムを通じて、サイトでトリガされたアラートに関する最新情報を受け取ります。通知は 2 つの異なる行で表示され、1 行目にはアラートの名前が表示され、2 行目にはサイト名が表示されます。ただし、システムで同じサイトから複数のアラートがトリガされると、通知メカニズムにより、アラートから生成されたすべての通知が折りたたまれ、登録済みのデバイスに 1 つの通知として表示されます。
Web アプリケーションの通知は、ページヘッダーにアラート () として表示されます。アラートに対して何もアクションを行わない場合、通知はアラートに残り、クリアするまでいつでも表示できます。[サイトの状態] タイルで [すべてのアラートを表示する] をクリックすると、サイトでトリガされたすべてのアラートを表示できます。
アラート通知の有効化/無効化
アラートの通知を有効にするには、次の手順を実行します。
- ヘッダーに表示されているアカウント名をクリックし、ドロップダウンメニューから [ ] を選択します。[アカウントの管理] ページが表示されます。
- [ ] ページで [ ] を選択して、[ ] オプションを表示します。
- [アラートのカテゴリ] には、モバイル、E メール、またはその両方の通知を有効にするオプションがあります。トグルスイッチをスライドして、モバイルまたは E メールの通知として通知するアラートを有効 (
) または無効 (
) にします。選択したアラートがサイト内で発生すると、モバイルデバイスや E メールで通知が届きます。アラートの表示と管理の詳細については、次を参照してください。
デフォルトでは、4 つのアラートタイプすべてのモバイル通知が有効になっています。
アラートのカテゴリ
アラートのカテゴリでは、通知アラートを受信する可能性のあるデバイス関連のイベントを選択できます。特定のアラートのカテゴリの通知を有効にするか無効にするかを選択できます。選択可能なアラートのカテゴリのタイプは次のとおりです。
接続の問題
このオプションを有効にすると、サイト内に接続の問題がある場合に通知アラートが発生します。このアラートは、クライアントでインターネット接続に問題が発生していることを示しています。アラートが発生した場合、以下のようなシナリオが考えられます。
- インターネットゲートウェイがインターネットサービスプロバイダーから切断されている。
- 内部ネットワークの問題。
デバイスの問題
このオプションを有効にすると、Instant On デバイスが故障した場合やネットワークから切断された場合に通知アラートが発生します。アラートが発生した場合、以下のようなシナリオが考えられます。
- Instant On デバイスが電力を失っている。
- Instant On デバイスがネットワークから切断されている。
- ローカルネットワークまたはインターネット接続の問題。
- Instant On デバイスが予期せぬ状態になったために再起動している。
デバイスの容量が超えました
このオプションを有効にすると、スイッチのパワーバジェットが上限に達し、スイッチが PoE を通じて新しいデバイスに電力を供給できなくなった場合に通知が発生します。このアラートは、スイッチがデバイスの PoE 給電要求を拒否した場合に発生します。スイッチの総パワーバジェットと消費電力に関する情報は、インベントリモジュールの [スイッチの詳細] ページに表示されます。
新しいソフトウェアが利用可能です
このオプションを有効にすると、新しいソフトウェアバージョンが Instant On ネットワークにインストール可能になったときに通知が発生します。新しいソフトウェアのインストールが可能になったことを示す情報アラートが Instant On モバイルアプリや Web アプリケーション上で生成されます。情報アラートをタップすると、ソフトウェアの更新画面にリダイレクトされます。ソフトウェアの更新のインストールに関する詳細については、「Instant On サイトのソフトウェアイメージの更新」を参照してください。
サイト内のデバイスが新しいソフトウェアのインストールに成功しなかった場合も、ユーザーに通知されます。
クライアントをウォッチリストに登録
このオプションを有効にすると、ウォッチリストに登録されたクライアントがオフラインになったときに通知が発生します。各クライアントのステータスが変更されると、クライアントに対して個別に通知が発生します。このアラートは、クライアントが再接続するとサイトからクリアされます。