Aruba Instant On ヘルプセンター

アクセスポイントの詳細

インベントリ内のアクセスポイントの展開表示では、以下のオプションが利用できます。

ID

[ID] ページには、選択した AP の詳細が表示されます。これには AP の名前、IP アドレス、MAC アドレス、シリアル番号、無線、ポート、およびモデルタイプが含まれます。また、現在接続中のクライアントの数を含め、無線ラジオの概要も表示されます。AP の詳細を表示するには、次の手順を実行します。

  1. Aruba Instant On ホームページの [インベントリ] () タイルをクリックするか、[サイトの状態]
    () バナーをクリックして [インベントリを表示する] をクリックします。
  2. [インベントリ] リストで、AP の横の () 矢印をクリックします。AP 名、AP の IP アドレス、MAC アドレス、シリアル番号、製品型番、AP タイプ、無線、および各無線チャネルに接続されているクライアントの数など、AP の詳細が表示されます。

アクセスポイントライト

[アクセスポイントライト] セクションでは、デバイスのステータスライトとラジオライトをオンまたはオフにすることができます。デフォルトでは、デバイスのステータスが一目でわかるように、ライトがオンになっています。この設定は、Instant On アクセスポイントでのみ使用できます。

アクセスポイントのライトのステータスを変更するには、次の手順を実行します。

  1. Aruba Instant On ホームページの [インベントリ] タイルをクリックするか、[サイトの状態] バナーをクリックして [インベントリを表示する] をクリックします。
  2. [インベントリ] リストで、AP の横の () 矢印をクリックします。
  3. [アクセスポイントライト] で、次のいずれかのオプションを選択します。
    1. 通常モード (デフォルト) — ステータスライトとラジオライトをオンにするには、このオプションを使用します。デフォルトではこのオプションが選択されています。
    2. サイレントライトモード — ステータスライトとラジオライトをオフにするには、このオプションを使用します。このオプションを選択すると、通常の動作中はデバイスのライトがオフになります。
  4. [保存] をクリックします。

ラジオ

このセクションでは、デバイスの 2.4 GHz および 5 GHz ラジオで動作するクライアントに関する次の詳細について説明します。

  • 接続されているクライアント数 — ラジオに接続されているクライアントの数を示します。
  • 動作チャネル — 接続されたクライアントが動作している無線チャネルを示します。
  • ラジオ送信出力 — 接続されているクライアントのラジオ送信出力レート (dBm) を示します。
  • 通信時間使用率 — ラジオで検出された通信時間使用率 (%) を示します。

接続

LAN 上で実行されている DHCP サーバーから IP アドレスを自動的に受信するように Instant On デバイスを設定するか、固定 IP アドレスを手動で設定できます。アクセスポイントの IP 割り当てを設定するには、次の手順を実行します。

  1. Aruba Instant On ホームページの [インベントリ] () タイルをクリックするか、[サイトの状態]
    () バナーをクリックして [インベントリを表示する] をクリックします。[インベントリ] ページが表示されます。
  2. [インベントリ] リストで、AP の横の () 矢印をクリックし、[接続] タブをクリックします。
  3. 次のオプションのいずれを選択して、AP に IP アドレスを割り当てます。
    • 自動 (デフォルト) — AP の IP アドレスは DHCP サーバーによって割り当てられます。
    • スタティック — AP に固定 IP アドレスレベルを割り当てて、以下のパラメータを設定します。
      1. LAN IP — 固定 IP アドレスを入力します。
      2. サブネットマスク — サブネットマスクを入力します。
      3. デフォルトゲートウェイ — デフォルトゲートウェイの IP アドレスを入力します。
      4. DNS サーバー — DNS サーバーの IP アドレスを入力します。
  4. [保存] をクリックします。

ポート

すべてのネットワークでは、イーサネットケーブルを使用して、AP の E0/PT または ENET ポートからゲートウェイまたはスイッチに接続する必要があります。[ポートの詳細] ページには、ENET ポート、アップリンクステータス、アップロードおよびダウンロードのスループットレートが表示されます。イーサネットポートの名前は、[ポート ENET] テキストフィールドに新しい名前を入力することで変更できます。

AP がネットワーク内のメッシュポイントとして接続されている場合、[ポートの詳細] リンクは表示されません。

接続クライアントおよびデバイス

ENET ポートを選択すると、[このポートに接続されているクライアントとデバイス] セクションに、ポートに接続されているクライアントとデバイスのリストが表示されます。デフォルトでは、ポートに該当するすべてのネットワークのクライアントとデバイスが表示されます。ポートに直接接続されているクライアントやインフラストラクチャデバイスは、[クライアントの詳細] ページへのリンクとして表示されます。間接的に接続されているクライアントは、MAC アドレスで表示されます。特定のネットワークに接続されているクライアントやデバイスに絞り込むには、[表示] ドロップダウンリストからネットワークを選択します。

ラジオ

[ラジオ] タブでは、サイトレベルで設定されたラジオの設定を上書きするオプションがあり、選択した Instant On デバイスに固有の 2.4 GHz および 5 GHz のラジオ設定を行うことができます。

サイトレベルのラジオ設定を上書きし、デバイスに固有の 2.4 GHz および 5 GHz のラジオ設定を行うには、次の手順を実行します。

無線で接続された Instant On AP には、サイトレベルで行われた 5 GHz ラジオの設定を上書きするオプションはありません。これらのデバイスは、デバイスレベルで 2.4 GHz のラジオ設定のみを行うことができます。

  1. [ラジオ] で、[2.4GHz ラジオ] および [5 GHz ラジオ] の [このラジオのための特定の設定を使用します] チェックボックスをそれぞれクリックすると、デバイス固有のラジオ設定が表示されます。
  2. 以下のそれぞれについて、チャネル幅を選択します。
    1. 2.4 GHz ラジオ — [20MHz (デフォルト)] または [20/40 MHz]。
    2. 5 GHz ラジオ — [20/40 MHz]、[20/40/80 MHz (デフォルト)]、または [20/40/80/160 MHz]。
    • チャネル幅 160 MHz は AP25 アクセスポイントでのみサポートされています。これには、メッシュポイントとして展開される AP25 アクセスポイントも含まれます。
    • チャネル幅を [20/40/80/160 MHz] に設定した場合、選択可能な対応チャネルは 36100 のみです。
  1. 各ラジオで選択した内容に基づいて、[チャネル選択] オプションが更新されます。デフォルトではすべてのチャネルが有効で、オレンジ色で表示されます。無効なチャネルはグレーで表示されます。
  2. 最小値と最大値の間でスライダーを調整して、2.4 GHz ラジオと 5 GHz ラジオの送信出力範囲を設定します。たとえば、スライダーが [非常に高い] と [最大] の間に設定されている場合、ラジオは 30 dBm から最大出力の間で送信します。選択可能な値は次のとおりです。

    送信出力レベル

    2.4 GHz ラジオのしきい値 (単位 dBm)

    5 GHz ラジオのしきい値 (単位 dBm)

    6 dBm

    15 dBm

    9 dBm

    18 dBm

    12 dBm

    15 dBm

    21 dBm

    18 dBm

    21 dBm

    24 dBm

    24 dBm

    27 dBm

    27 dBm

    非常に高い

    30 dBm

    30 dBm

    最大

    これがデフォルト設定です。

    これがデフォルト設定です。

上記の手順で変更した内容は、自動的に保存されます。

アクション

[アクション] タブには、以下の設定オプションがあります。

探す

Instant On では、サイト内に多数のデバイスがある場合にデバイスの位置を特定することができます。

デバイスを探すには、次の手順を実行します。

  1. Instant On Web アプリケーションのホームページの [インベントリ] () タイルをクリックするか、[サイトの状態] バナーをクリックしてから、[インベントリを表示する] をクリックします。[インベントリ] ページが表示されます。
  2. [インベントリ] リストで、AP の横の () 矢印をクリックし、[アクション] タブをクリックします。
  3. [ライトのアクティブ化] トグルスイッチを右 () にスライドして、デバイス内のロケーターライトを点灯します。ロケーターライトは、トグルスイッチをオンにしてから 30 分間点灯します。デフォルトではライトがオフになっています。

ネットワークテスト

[ネットワークテスト] オプションは、Instant On デバイスの到達性をテストするために使用します。ネットワークテストを行うには、コマンドを実行するソースデバイスと、到達する宛先を選択する必要があります。

Instant On アクセスポイントに対してネットワークテストを行うには、次の手順を実行します。

  1. Instant On Web アプリケーションのホームページの [インベントリ] () タイルをクリックするか、[サイトの状態] バナーをクリックしてから、[インベントリを表示する] をクリックします。[インベントリ] ページが表示されます。
  2. [インベントリ] リストで、AP の横の () 矢印をクリックし、[アクション] タブをクリックします。
  3. [ネットワークテスト] の横にある [接続テスト] タブをクリックします。[接続テスト] 画面が表示されます。
  4. [ソース] の下で、ドロップダウンリストから Instant On デバイスを選択します。

    このフィールドでは、サイトのアクティブなデバイスのみを選択できます。スイッチまたは AP のどちらかです。

  5. [宛先] の下に、ソースデバイスの接続先となるデバイスのホスト名または IP アドレスを入力します。
  6. [接続テストを開始] をクリックします。

下の表は、ネットワークテストで考えられるテスト結果を示しています。

接続レート

往復時間

テスト結果フォーマット

良好

150 ミリ秒未満の遅延ですべてのネットワークテストに合格。

行番号 1: <ホスト / IP アドレス> への接続は速い

拡張可能な列: 詳細情報

150 ~ 400 ミリ秒の遅延で一部のネットワークテストに合格。

行番号 1: IP アドレスへの接続は断続的

行番号 2: <IP アドレス>

行番号 3: <ホスト / IP アドレス> への接続は遅い

行番号 4: <ホスト名 / IP アドレス>

拡張可能な列: 詳細情報

不良

400 ミリ秒以上の遅延でネットワークへの Ping が合格。

行番号 1: IP アドレスに到達できない

行番号 2: <IP アドレス>

行番号 3: <ホスト / IP アドレス> への接続は非常に遅い

行番号 4: <ホスト名 / IP アドレス>

拡張可能な列: 詳細情報

再起動

Aruba では、デバイスに問題があると思われる場合は、デバイスを再起動することができます。

デバイスを再起動するには、次の手順を実行します。

  1. Aruba Instant On ホームページの [インベントリ] () タイルをクリックするか、[サイトの状態]
    () バナーをクリックして [インベントリを表示する] をクリックします。
  2. [インベントリ] リストで、AP の横の () 矢印をクリックし、[アクション] タブをクリックします。
  3. [再起動] をクリックします。

インベントリから削除

オンラインのままの AP を削除するには、次の手順を実行します。

  1. Aruba Instant On ホームページの [インベントリ] () タイルをクリックするか、[サイトの状態]
    () バナーをクリックして [インベントリを表示する] をクリックします。
  2. デバイス名の横にある () 矢印をクリックして、インベントリから削除する AP を選択します。
  3. [アクション] タブで、[インベントリから削除] の横の [削除] をクリックします。
  4. 画面に表示されるポップアップウィンドウで [削除] をクリックします。

オフラインの AP を削除するには、次の手順を実行します。

  1. [インベントリ] に移動します。AP 名の横にある () 矢印をクリックして、インベントリから削除する AP を選択します。[アクション] タブでは、アラートがトリガされるとデバイス名の下に長方形のバーが表示されます。長方形のバーの色はアラートのタイプによって決まります。
  2. [アラート] リンクをクリックします。[アラートの詳細] ページにリダイレクトされ、異常なアクティビティに関する詳細が表示されます。ステータスがダウンの場合、タイトルバーにその他メニューは表示されません。
  3. Instant On デバイスがネットワークから削除されている場合、[アクション] ページで [インベントリから削除] をクリックして、デバイスをインベントリから削除できます。確認を求めるポップアップボックスが画面に表示されます。
  4. [削除] をクリックしてデバイスをインベントリから削除します。

故障した AP をインベントリから交換する

Instant On では、万一故障した場合に、インベントリから AP を交換することができます。新しい AP またはサイトの既存の AP を使用して、故障したデバイスを交換することができます。この操作では、故障したデバイスの現在の設定も交換したデバイスに転送されます。

すべての設定を正常に復元するには、故障した AP をまったく同じモデルの稼働する AP と交換することをお勧めします。故障したデバイスを別のモデルの AP に交換すると、古い AP と同じ設定を復元できない場合があります。例: Wi-Fi 6 AP を Wi-Fi 5 AP に交換すると、Wi-Fi 6 固有の設定が Wi-Fi 5 AP に転送されません。

故障した AP をインベントリから交換するには、次の手順を実行します。

  1. Aruba Instant On ホームページの [インベントリ] タイル () をクリックするか、[サイトの状態] () バナーをクリックして [インベントリを表示する] をクリックします。[インベントリ] ページが表示されます。
  2. [インベントリ] リストで、交換したい AP の横にある矢印 () をクリックします。アラートがトリガされると、デバイス名の下に長方形のバーが表示されます。
  3. [アラート] リンクをクリックします。[アラートの詳細] ページにリダイレクトされ、異常なアクティビティに関する詳細情報と、AP を交換するためのリンクが表示されます。
  4. [アラートの詳細] ページで、交換用リンクをクリックします。[アクセスポイントの交換] ページが表示されます。または、[アクション] タブの [デバイスの交換] の横にある [交換] ボタンをクリックして、このアクションを実行することもできます。
  5. 交換する AP を取り外し、新しい AP をネットワークに接続します。デバイスのライトが緑色とオレンジ色で交互に点灯したら、[続行] をクリックします。
  6. 新しい Instant On AP にあるシリアル番号を入力し、[検索] をクリックします。
  7. AP が検出されたら、[交換] を選択します。
  8. 新しい AP がネットワークに追加されたら、[終了] をクリックします。
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